起業スイッチ

導入

起業をするような人は、概して人とは違う人生を歩んできた人が多い。しかし、ここまで波乱万丈な人生を歩んできた社長も珍しいのではないかと、クリエイターズマッチの呉氏は私たちに感じさせる。

クリエイターズマッチは、ネット広告には欠かせないバナーや、Webマーケティングには欠かせないLP(ランディングページ)をデザインしてほしい企業と、それをデザインすることができるクリエイターたちをつなぐベンチャー企業だ。2015年をもって10期目を迎え、盤石の状態で次なるステージへと進もうとしている。

この順風満帆に見えるクリエイターズマッチだが、社長の呉氏は決してエリートコースを歩んできたわけでも、「新卒で入社したベンチャーを退社して起業」といった典型的な起業人の道を歩んできたわけでもない。

ひたすら地元のゴム工場で働いていた男が、何を経験し、何を得て、今何を掴もうとしているのか。その創業秘話に迫る。

食べるために働く 生きるのに必死だった学生時代

-学生時代からものすごく働いていたみたいですね?

学校行きながら働いてた感じですね。家計を支えるために中学生くらいから仕事してたんですけど、僕仕事選んだことないんですよ(笑)

-どんなお仕事を?

ゴム工場で靴の生産関連の仕事をしてましたね。神戸って靴のシェアが当時70%くらいで、靴の仕事が山ほどあるんですよ。内職からミシンから配達から。

初っ端から面食らうインタビューだった。起業後に苦労したという起業家たちのエピソードはよく聞くが、呉氏の苦労話は中学時代から始まった。そしてそれを、呉氏はまるで遊園地に行った話でもするかのように明るく笑いながら語ってくれた。この男、味わってきた経験も違えば、度量も違う。

とりあえずまあ、仕事って選ぶものじゃないなって思ったんですよ。もう働かしてくれるならなんでもいいぜっていう感じで。学歴もないですし、なんでもいいから稼ごうって。

-めちゃくちゃハングリーですね(笑)

そうですね(笑) それで色んな仕事やって、僕家電とかも大体直せるんですよ。

-たくましいですね。

そう、僕どこでも生きてけるんですよ(笑)

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「どこでも生きていける」この覚悟ができた時点で、起業家としては成功したようなものなのかもしれない。

起業となると、今までの地位を捨てることへの抵抗や、予想のつかない生活に対する不安を感じる人も少なくない。しかし呉氏には、どんな状況でも生きていけるだけの体力とたくましさがある。ここが彼の強みと言えるだろう。

クリエイティブとの出会い 夢の原石を見つけた社会人時代

「やりたいことが見つからない」という人はこの世にごまんといるだろうが、ひょんなことからそれが見つかることもある。呉氏も、紆余曲折はありながらも、社会人時代にそれと出会うことができた。ここから呉氏の創業ストーリーが始まっていく。

僕一度レストランで働いていたんですけれども、阪神大震災でレストラン焼けちゃって、働き先失ってるんですよ。

-え、そんなことがあったんですか!?

それでどうしようかってことになって考えていた時に、やっぱり地元の復興をやりたいなって思って。それで建設の現場監督になろうって思ったんですよ。

-なるほど。

それで就職活動して、ゼネコンに入社して、人がいないので20時間働いていましたね(笑)

-(呉氏は働いてばかりですね(笑))

-でもゼネコンに就職して、どうやって今みたいなビジネスをしようと思ったのですか?

建築自体は面白かったんですけど、作り方って結局誰がやっても変わらないんですよ。だからもっと設計の方をやっていきたいなって思うようになって。

設計するならこういう機材使えた方がいいなみたいな、そういうツール系に興味持ち出してから、それが行き過ぎて映画監督になりたいって途中からなって(笑) それでゼネコン退職して翌月にハリウッドに行ったんですよ(笑)

-すごい行動力ですね(笑)

でも技術的なことも知らないし、英語も全くだったので、1度日本で勉強してこいって言われて、1度戻ったんですよ。それで日本に帰ってきてから出会ったのが、デジタルハリウッドだったんですよ。

デジタルハリウッドとは、映像技術等を身につけたいクリエイティブ人材を育成する教育機関のことである。彼のクリエイティブとの出会いは、まさにこの時だった。

デジハリってなんですかって聞いたら、どうやら3D(※映像技術)を教えてくれる学校だっていうからすぐ連絡したんですよ。

それで説明会行って話聞いてたら、これなんかいけそうだって思って、その場で入学手続きして、それで学費はいくらだって言ったら100万円って言われたんですよ。で僕アメリカで全部お金使って・・・貯金なくて。お金ないですよっていったら、「いや払わないと入学できませんよって言われて」

-そりゃそうですよ(笑)

想いが強くても無理だなってなって、それから始めたのが1日23時間労働ですね。もう仕事選べないなと思って。高給で、1日マックス稼げるのなんだろうって思ったら、10時間以上働くと労基に引っかかるので、複数やるしかないなってなって。中央市場と、靴のかかとを作る仕事と、夜のいわゆる水商売と駅のホームで働き始めたんですよ。

朝4時から中央市場行って、日中靴のかかと作って、晩飯食って夜JRの駅行って、家帰って寝るのが3時くらいになるんですよ。それで1時間寝てまた4時から中央市場行くっていう(笑)

-うわぁ、ストイックですね。

そうするとお金が貯まるじゃないですか。それで学費払ってたんですよ。デジハリが週に2回だったんで、デジハリある日は昼はバイト休んで勉強してたんですよ。

-よく勉強できましたねそれで。

そっちのが掻き立てられるんですよね。僕だらだらするのが基本的に嫌いなので。基本的に常に自分を追い込むんですよ。

-それで勉強して、その後クリエイティブ関連の仕事に就くことはできましたか?

当時就職は全然できなかったんですよ。たまたま僕の同期が入社していた会社があって、その同期から紹介してもらう感じで入社したんですよ。でも最初面接行ったら「お前使えなさそうだから給料払えねえよ」っていう話になって、いや、そこをどうにかお願いしますって言ったら、「5万円でいいなら来ていいよ」って言われて、即OKしたんですよ(笑)

そこから月給5万円で働き始めて(笑) そこからがんばって給料を10万円にして、最終的には15万円にして。

-それでもやっすいですよね(笑)

まあやりたいことができればそれでよかったんですよね。

呉氏の話を聞いていると、「お金がないから」と言って夢ややりたいことをあきらめることが、言い訳に思えてくる。彼は1日24時間という誰しもが平等に与えられた時間を、自分のやりたいことのためにフルに使ってきた。

この泥臭い努力の結果、彼はどうにか夢の切れ端をつかむことになる。そしてそれが、今のクリエイターズマッチの原型ともなるものだった。

 

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-Part2に続く-
「履歴書見てお前何がやりたいんだって言われて」クリエイターズマッチ代表、呉氏の波瀾万丈ストーリー

 

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